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投資家の皆様には、平素は格別のご支援を賜り厚く御礼申しあげます。

当社第72期の事業の概況について
ご報告申しあげます。

※72期 2022年4月1日から2023年3月31日まで

当連結会計年度における我が国経済は、海外景気減速の影響を受け、輸出は厳しさを増してきましたが、賃上げや価格転嫁の進展、インバウンドの回復等が追い風となり、国内需要を中心に緩やかな回復が見られました。

当社グループを取り巻く機械器具関連業界におきましては、混乱していた部品調達にも一定の目途が立ち、生産用機械や電気・情報通信機械、自動車の増産に加え、脱炭素化やデジタル化に向けた取り組み等、コロナ後を見据えた投資意欲は旺盛で、引き続き堅調に推移いたしました。

このような状況の下、第3次中期経営計画NEW Dedication 2023~新たな貢献へ~の2年目の取り組みを着実に実行することにより、継続的な成長と持続可能な社会の実現に取り組んでまいりました。

具体的には、製造業が抱える課題の解決に向け、当社の強みである物流機能を活かし、部品調達や生産管理の効率化等、積極的な提案活動に取り組みました。また、コロナ禍により見送られていたリアル展示会も各地で開催されるようになり、6月には「FOOMA JAPAN2022:食品製造にかかわる“今すぐの課題”をスッキリ解決」に出展し、10月には「感染対策EXPO」、11月には「国際発酵・醸造食品産業展」等の新たな展示会にも出展いたしました。

さらに自社主催展示会も再開し、松山・長岡・岡山等各地での「地域MEKASYS展」、名古屋では新たな切り口となる「カーボンニュートラルソリューション展」を開催し、様々なソリューション提案を行いました。

設備面では、かねてより業務効率化のため改修を行っておりました東大阪ビルの工事が2022年9月に完了し、同月に手狭となっておりました八日市支店を新築移転いたしました。また、2023年1月には小牧営業所の移転を行いました。

この結果、当連結会計年度におきましては、売上高1,316億9百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益62億8千7百万円(前年同期比14.3%増)、経常利益67億5千6百万円(前年同期比11.1%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、49億6千7百万円(前年同期比17.0%増)と増収増益となりました。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

代表取締役 社長執行役員 福家 利一