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投資家の皆様には、平素は格別のご支援を賜り厚く御礼申しあげます。

当社第68期の事業の概況について
ご報告申しあげます。

※68期 2018年4月1日から2019年3月31日まで

当連結会計年度における我が国経済は、7月の西日本豪雨、9月の大型台風および北海道胆振東部地震といった自然災害の影響による一時的な落ち込みがあったものの、前年度から続く輸出の増加と高水準の企業収益を背景に好調を維持しておりましたが、年度の後半になり中国をはじめとした海外景気の減速感が高まり、国内においても徐々に不透明感を増す状況となりました。

当社グループを取り巻く機械器具関連業界におきましては、幅広い業種での老朽化した設備の更新需要に加え、人手不足対策、働き方改革対応による自動化・省力化投資も旺盛であり、年明けから一部で生産調整、在庫調整といった動きがみられたものの、概ね堅調に推移いたしました。

このような状況の下、当社グループは、当期を初年度とする第2次中期経営計画NEXT FIELD 2020を策定し、3つの重点施策「事業領域の拡大」「生産性の向上」「管理体制の強化」を軸として、「新たな商社機能」の強化と提供価値および貢献力の向上に取り組んでまいりました。

具体的には、「IoT導入支援」をテーマに据え、従来のモノづくり系総合展示会に加え、様々な業界の専門展示会へも積極的に出展し、ユーザーとの接点の拡大に取り組みました。また、MEKASYSアカウントでのFacebookページを開設し、メールマガジンと併せた商品情報の提供媒体を拡大いたしました。

組織面では、2018年9月、事業領域の拡大を目的として、油圧システムの設計・製造会社であるエヌピーエーシステム株式会社(埼玉県蕨市)の全株式を取得し完全子会社といたしました。海外におきましては、2018年6月、アメリカ合衆国デラウェア州に現地法人「NICHIDEN USA Corporation」を設立し、イリノイ州シカゴにおいて営業を開始いたしました。また、2018年8月には当社子会社「NICHIDEN(Thailand) Co,.Ltd.」がチョンブリ県シーラチャ郡に新たな営業拠点を開設いたしました。

設備面では、2018年8月、営業業務の効率化およびお取引先の満足度の向上に資することを目的とした、新しい基幹システム「KIZNA」が稼働し、2019年3月には、手狭になっておりました堺営業所の新築移転を行いました。

この結果、当連結会計年度におきましては、売上高1,246億4百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益65億9千5百万円(前年同期比9.0%増)、経常利益67億7千4百万円(前年同期比8.3%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、45億4千8百万円(前年同期比4.4%増)と増収増益となりました。商品別としましては、動力伝導機器分野では、精密減速機、クラッチ・ブレーキ、直動機器等が堅調に推移した結果、売上高539億7千7百万円(前年同期比4.7%増)となりました。

産業機器分野では、コンベヤ関連機器、システム関連機器が堅調に推移した結果、売上高275億9千8百万円(前年同期比8.0%増)となりました。

制御機器分野では、油空圧機器、サーボモータ、ロボット関連機器等が堅調に推移した結果、売上高430億2千8百万円(前年同期比1.0%増)となりました。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

代表取締役社長 福家 利一